札幌市時計台にもクラーク像が!

札幌市時計台にもクラーク像が!

クラーク博士といえば、やっぱり「Boys, Be Ambitious(少年よ、大志を抱け)」の言葉は有名だし、札幌農学校(現在の北海道大学)で初代教頭を務めたり、8ヶ月間という短い滞在期間だったにもかかわらずたくさんの学生たちに慕われ、開拓時代のシンボル的な存在でした。
そんなクラーク博士だからこそ、ゆかりのあるスポットもたくさんあれば、クラーク像も北海道のいろんな場所に設置されていたりするんでしょうね^^

クラーク像といえば、新たに札幌市時計台にも設置され、2017年10月16日にお披露目されました!クラーク博士のゆかりのある場所に、クラーク像がまたひとつ増えたんですよ!!
この日は時計台の創建記念日でもあり、普段、大人は入るのにお金がいる館内も無料開放され、新しいクラーク博士像を一目見ようと、観光客や報道陣などたくさんの人が訪れました。

札幌市時計台は、1878年にクラーク博士の構想で演武場として建設されたもので、農学校生の鍛錬や入学式、卒業式などに使われていました。観光客からその札幌市時計台にもクラーク博士の像を求める声が多かったことから設置することになったんだそうで、博士の写真をもとに、教頭として着任した50歳ごろを想定して、製作費約200万円をかけて作られました。
時計台の管理運営を担っているエムエムエスマンションマネージメントサービス株式会社から、時計台や札幌の歴史に興味を持ってもらったり、時計台内部の魅力アップを目的に寄付されたんですよ。
北海道にはいろんなところにクラーク像が設置されているにもかかわらず、いまだに新たなクラーク像が設置されるってことは、それだけクラーク博士が偉大な存在だったってことなんでしょうね^^

新たなクラーク像が設置されたのは、時計台の2階のホール。
幅180センチ、奥行き80センチの木製のベンチの右端に、右手に教科書を持って腰掛けた姿をしていて、像の高さは135センチの合成樹脂製。クラーク博士の隣に座って記念撮影ができるようになっているから、並んで座って写真は撮っておかないといけませんね( ´艸`)
クラーク博士と一緒に写真が撮れるってことで、新しいフォトスポットとして人気がでそうな予感(笑)

また、館内の1階では時計台の歴史や世界の時計台、塔時計の仕組みなどの展示を見ることができるし、2階には実際の時計と同じ仕組みの振り子時計も設置されているし、朝9時15分からは展示時計の重り巻き上げの実演が行われていたり、機械の説明なども行われています。時計台は外観を楽しむだけでなく、内部も楽しめるようになっているんですよ♪

札幌市時計台はもともと人気の観光スポットだからたくさんの人が訪れているけど、新たにクラーク像が設置されたことで、訪れる人がますます増えそうですね^^